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2018年8月2日

演奏中の災害発生を想定 コンサート会場で避難訓練

自主防災組織が企画 
兵庫・芦屋市

呉川町自主防災・防犯会が主催した避難訓練コンサート

コンサートの最中に災害が起きたら、どう避難するか――。兵庫県芦屋市の呉川町自主防災・防犯会(会長=田原俊彦公明市議)はこのほど、市保健福祉センターで「避難訓練コンサート」を開催し、話題を集めている。これには、100人を超える地域住民のほか、県の防災リーダー講座の受講者約30人も参加。地元防災士、消防団の有志、市防災安全課、消防本部、福祉事務所の関係者らが避難誘導などで協力し、山中健市長らも参加した。

公明市議、住民らに呼び掛け推進

避難訓練コンサートであいさつする田原市議

当日、会場となった多目的ホールでは、市長らのあいさつに次いで、田原市議が同防災・防犯会会長として避難訓練コンサートの意義を述べ、タオルやハンカチで口や鼻を覆いながら姿勢を低くして避難するなど、注意事項を紹介した。

その後、ピアノとフルートのプロ奏者が「星に願いを」「ハナミズキ」などの名曲を次々と披露。一通りの演奏が終わった直後、司会が「皆さま、3階調理室から火災が発生しました」「スタッフの指示に従って落ち着いて避難行動をしてください」とアナウンス。参加者はあらかじめ決められた班に分かれて、会場から外の広場に一時避難。再びホールに戻って市防災安全課の樋口文夫主幹からの講評を聞いた。

講評で樋口主幹は、建物火災時の消火器の使い方や窓を開けて煙を逃がすことの大切さに言及。「日頃から非常口のマークをチェックしておくだけでいざというときの初動が違ってくる」などと語った。

田原市議は2017年6月議会一般質問で、神戸市での先進事例を踏まえ、大規模収容施設での観客を含めた避難訓練の必要性を指摘。市内にある大ホールなどで多数の市民が参加するコンサート形式の避難訓練の実施を提案し、市側から実施に向け研究していく旨の答弁を引き出していた。

その後、田原市議は行政の取り組みに先駆け、「今年は地元の呉川町自主防災・防犯会が設立されて20周年となる節目。記念イベントとして避難訓練コンサートをやってみませんか」と住民関係者に呼び掛けて、4月から準備を進めてきた。

参加者「めったにできない体験」

コンサートに参加した住民からは「めったに体験できない訓練だったので、参加して良かった」などの声が多く聞かれた。

田原市議は「大阪北部地震や西日本豪雨など、災害が相次いでいる。いつどこで起こるか分からない災害に備え、ホールなどの施設職員だけでなく、市民も参加した避難訓練を積み重ねていくことが重要だ。次回は、災害時要援護者の避難も含めた試みにしたい」と抱負を語っていた。

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