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新型コロナ ワクチン開発 加速へ
国際団体の支援など要請
厚労相に与党議連
加藤厚労相(右から3人目)に提言を申し入れる与党議連=8日 厚労省
自民、公明の与党議員でつくる「ワクチン予防議員連盟」(会長=自民党の鴨下一郎衆院議員)は8日、厚生労働省で加藤勝信厚労相に対し、新型コロナウイルスに対する治療法とワクチンの開発などを国際協調の下で進めるよう求める提言を申し入れた。公明党から、同議連会長代行の古屋範子副代表と同事務局長の秋野公造参院議員が出席した。加藤厚労相は「しっかりやらせていただく」と応じた。
提言は、治療薬やワクチンの国内研究開発を支援し加速化するよう要請するとともに、国際支援団体「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」に政府が支出を行い、国際的取り組みによるワクチン開発を支援するよう求めた。
また、世界的まん延の防止などの観点から、発展途上国の子どもへのワクチン接種を進める国際団体「Gaviワクチンアライアンス」を支援することも訴えた。