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2020年4月8日

コラム「北斗七星」

山積する地球規模で取り組むべき難題を前にして、「ナショナリズム、国益レベルの議論にとどまるばかりでなく、大国ほどますますその傾向を強めている」(本村凌二・東京大学名誉教授=中央公論4月号)と指摘される今、起きた◆世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)を3月11日に宣言。同26日には、「すべての国が積極的な対策を講じなければ、何百万人もの人が死ぬ可能性がある」と警告◆感染症は、いかなる“壁”も国境も越えて迫る。日本政府も緊急事態宣言を出した。世界が協調して立ち向かうしかない◆一方、パンデミックが「世界秩序の転換点だったということになったとしても不思議はない」(山本太郎・長崎大学熱帯医学研究所教授=同)。ならば、各国が利害を超えて新たな国際協調の流れをつくる転機か◆東京五輪の延期決定前のこと。聖火の採火式に向かうバスの中で、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が渡辺守成IOC委員に言った。「あそこにトンネルがあって、抜けるとパッと(視界が開けて)スタジアムが現れる。そこに多くの観客が待っているんだ(中略)そういうシーンをイメージしてみるといいぞ」(3月27日付「読売」)と。長い“トンネル”を抜ける日は必ず来る。(三)

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