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2020年4月7日

介護 始めから 終わりまで

通所サービス 趣味生かし、当事者に合う場所を

NPO法人「UPTREE」代表理事 阿久津美栄子

介護の初動は混乱から始まります。その時は介護される側、する側も初めての経験で混乱しています。介護には、家族の負担を軽減させるため、通いながら受ける通所介護サービスがあります。

自宅で介護を受けている要介護者が、デイサービスセンターなどに通うサービスです。送迎があり、レクリエーションを実施しています。介護保険制度が始まった当初は、童謡を皆で歌い、折り紙をしたりというイメージがある人が多く、デイサービスの通所を拒む人も多くいました。

現在のデイサービスは、多様な形に変化しています。男性のために特化したデイサービスは、マージャン、囲碁、将棋など多くの人と関わるということではなく、今までの趣味を生かしたレクリエーションなどで運営をしている所や、運動を中心に運営しているデイサービス、家庭のような雰囲気を前面に出している、古民家を活用したデイサービスなどがあります。

介護の状態になった際に、要介護者と家族介護者が一緒に見学することをお勧めします。ケアマネジャーへ要介護者の趣味などを伝え、紹介してもらうとよいでしょう。介護する家族から、デイサービスへ行ってくれないという相談を多くいただきます。まずは、要介護者へデイサービスに対する誤解を解く作業から始めるとよいと思います。

趣味を生かし、当事者に合う場所を探すことは、介護にとって大切です。それでも行きたくないという方も多くおり、その場合は“家族介護者が待つ”しかないというのが現実です。要介護者のタイミングに合わせてデイサービスへ行かれる方もたくさんいます。認知症で介護をしている方は、まず地域にある認知症カフェなどに一緒に同行し、通うこともお勧めです。

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