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2020年4月6日

コラム「北斗七星」

前週に続く週末の外出自粛要請で、都内はひっそりとしている。日曜午後の電車は乗客もまばら。窓外に目を移せば、まだ桜が残り、新緑もまぶしかったりするのだが、異例の春となっている◆こうした時には、言葉の力の存在感が一層増す。目に触れたことで、希望を見いだし前を向くことができれば、落胆させることもある。日々、公明の看板を掲げて活字を発信する弊紙はもちろん、前者でありたい◆今や、SNSのような電子情報メディアが全盛の世の中である。ツイッターなどは伝えたい内容をコンパクトに伝える時には威力を存分に発揮する。だが、これらの媒体は使い方によっては反作用をもたらすことだってある◆以前、弊紙の講演会で劇作家の山崎正和氏が語ってくれた。発信元が不明な短文のデジタルメディアが幅を利かすような状況を念頭に置き、「社会に感情表現ばかりがあふれ、人は論理に従って相手を説得することができなくなる」と懸念を示した◆同氏はこの時、こうも指摘した。言論の自由が確立しているこの国においては「国民一人一人がじっくりと物事を考え、建設的な提案を交わしていく態度」こそ必要で、この要求に応え得る媒体に新聞を挙げていた。弊紙は2年後の今月2日に創刊60年。求められた役割を全うし、節目を迎えたい。(広)

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