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新型コロナ 影響を調査
社協、ホテルで実情聴く
中野、佐藤(英)氏
富奥事務局長(左端)から実情を聞く中野氏(右から4人目)ら=28日 兵庫・尼崎市
【兵庫】公明党の中野洋昌衆院議員は28日、兵庫県尼崎市内で、市社会福祉協議会の富奥眞二事務局長から、新型コロナウイルス感染拡大の影響による休業などで、生計が苦しくなった世帯への特例貸付について実情を聞いた。地元県議・市議らが同行した。
富奥事務局長は、25日から受け付けを開始した特例貸付のうち、緊急小口資金の受理した件数が27日現在、43件あったと紹介した上で、今後、さらに増加した際に対応する人員が不足する可能性を指摘。また緊急小口資金だけでは一時的な支援にとどまることから、影響が長期化した場合に備え、継続的な対策の必要性を強調した。
これに対し中野氏は「状況を見極め不安を解消できるよう、さらなる経済対策を進める」と語った。
観光業への影響を調査する佐藤(英)氏(右から3人目)ら=28日 北海道登別市
【北海道】公明党の佐藤英道衆院議員は28日、北海道登別市を訪れ、新型コロナウイルスの感染拡大による観光業への影響について関係者から話を聞いた。安藤邦夫道議、地元市議が同行した。
道内有数の温泉地でホテルを経営する中牧昇一氏は、「宿泊キャンセルが相次ぎ、予約は例年の2割にとどまっている」と説明。従業員にマスク着用など感染防止策を徹底していることを強調するとともに、国による適切な情報発信などを求めた。
佐藤氏は、「道や市と連携しながら、迅速に対応していきたい」と語った。