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2020年3月25日

コラム「北斗七星」

「最高の夏を全員で」。センバツに出場予定だった長崎・創成館高校野球部が23日、横断幕を掲げ、練習を再開した。涙を拭いて立ち上がった球児たちに、勇気をもらう◆戦争で途絶えた夏の大会は、早くも昭和21年8月15日、西宮球場で復活の開会式が行われた。道具も食糧も、満足にない。それでも、過去最多校が地方大会に出場した。戦時中、選手交代を認めない、デッドボールをよけない、というルールで、国威発揚に利用された歴史がある。価値観が崩れた中で、球児たちは、腹も心も飢えていたに違いない◆『球児たちの復活』(佐藤光房、あすなろ社)によると、鹿児島商業の選手たちは、主食にコンニャクを抱えて出発した。初戦の相手は、米どころ、岩手の一関中学。負けた一関はその夜、決勝戦までと用意した米を、鹿商の宿舎に届けた◆悔いを残すな、力を出し切れ! 一粒一粒に、思いが込められていたのではあるまいか。土地や環境は違えど、同じ頂点をめざす同志である◆センバツ中止の一方で、地方選は日程通りに進む。コンニャクの闘争心を見せた鹿児島でも、鹿児島市議選(4月12日告示・同19日投票)が迫る。党員、支持者は、電話やSNSも駆使しながら、支持拡大に苦闘する。こんな時だからこそ、負けるわけにはいかぬ。負けてたまるか!(也)

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