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2020年3月20日

コラム「北斗七星」

自宅から最寄り駅までの途中、武蔵野の地を流れる玉川上水に沿った緑道を通る。まだ3月というのに、生い茂る木々の枝先には若葉が顔をのぞかせ始めている。桜の開花とともに、季節の移ろいを感じさせてくれる光景だ◆きょうは春分の日。今年は3月20日だが21日の年もある。春分の日は、天空上の春分点を太陽が年に1回通過する日のこと。ただ、1年は365日と約6時間あるため、春分点も毎年6時間ほど遅くなり、春分の日もずれていく。このずれは、閏年が4年に1度あることで調整される◆こうした天文学上の理由に基づいた国民の祝日は、春分の日と秋分の日だけ。四季の変化に富む日本らしい祝日とも言えよう。いずれも祝日法に具体的な日付の記載はなく、国立天文台が毎年2月に発表する「暦要項」で翌年の該当日が決まる◆春分の日の意義について、祝日法には「自然をたたえ、生物をいつくしむ」とある。しかし今年は、憎むべき新たなウイルスに立ち向かう中で春を迎えようとしている。早期の終息を祈らずにはいられない◆多くの学校が、春休みより3週間も前から休校となった。通学路にもなっている玉川上水沿いの緑道も静かな朝が続くが、萌えいでようとする草木は、子どもたちが元気に行き交う日が来るのを待ちわびている。(幸)

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