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コラム「北斗七星」
きょうは「点字ブロックの日」。1967(昭和42)年の3月18日、岡山市内にある県立岡山盲学校近くの国道交差点に、世界初の点字ブロックが敷かれた日である。視覚障がい者の道しるべは、ここから国内外へ発信された◆白杖を片手に車道を横切ろうとした視覚障がい者の前を、車が勢いよく走り抜ける。そんな危険な場面を自営業の三宅精一さんは目撃した。発明家でもあった三宅さんは、友人の協力を得て視覚障がい者が安全に歩くための点字ブロックを考案。普及にも情熱を注いだ◆点字ブロックは2種類ある。線が並んだ形状で進行方向を示す「誘導ブロック」と、丸い突起で階段や交差点などの危険を示す「警告ブロック」。このほか駅のホームでは「内方線付き点状ブロック」の敷設が進む。危険な線路側を丸い突起で、安全なホーム内側を1本の線で知らせる◆必要とされる場所は、まだたくさんある。公明議員が設置につなぐ地域実績は数多い。一方、ブロック上に自転車や荷物を置かない市民マナーの向上も必要だ◆「暗礁を恐れぬ 希望の眼となれ」。82(昭和57)年に亡くなった三宅さんの業績を顕彰するため、点字ブロック発祥の地に建てられた石碑の言葉だ。街角や駅にある“希望の眼”からは、皆が尊重し、支え合う共生社会が鮮明に見えているのだろう。(東)









