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資金繰り対応 迅速に
学童への補助 さかのぼって支給
参院予算委で杉、高橋氏
16日の参院予算委員会で公明党の杉久武、高橋光男の両氏は、新型コロナウイルスによる経済や生活への影響を巡って、中小企業・小規模事業者の資金繰りや放課後児童クラブ(学童保育)への支援を訴えた。
資金繰り支援について杉氏は、借り入れ条件を変更して事業を続けてきた企業が今般の売り上げ減少を受けて金融機関に相談したものの「条件変更中で返済の見込みが信頼できない」などとして取り合ってもらえなかった事例があると指摘。セーフティネット保証についても、申請から審査まで一定の時間を要するとして「待ったなしの状況だ。迅速な対応を」と求めた。
麻生太郎金融担当相は、「各金融機関に迅速かつ柔軟な対応を要請した。取り組み状況を適時適切に確認する」と応じた。梶山弘志経済産業相は「政府系金融機関および全国信用保証協会連合会のトップと面談し、最大限の対応を直接、要請する」と答弁した。
また杉氏は、各種支援策に関して「いつ、どこで、どうすれば支援を受けられるのかという『見える化』が必要だ」と力説。安倍晋三首相は「情報発信が、統一された方針の下で分かりやすいものとなるよう、しっかりと対応させたい」と答えた。
一方、高橋氏は、小学校の臨時休校に伴って午前中から運営する学童保育事業者への補助額を拡充した緊急対応策に言及。多くの事業者が、臨時休校の始まった3月2日から開所時間を延長しているとして「さかのぼって支給を」と強調した。衛藤晟一少子化担当相は「3月2日に遡及して適用する」と表明した。
さらに、観光関連業者への支援を巡り高橋氏は、融資の速やかな実行や要件緩和を求めた。終息後の観光需要喚起策の積極的な展開も訴え、高速道路の無料化などを提案した。










