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コラム「北斗七星」
所用でターミナル駅近くを歩いていると、献血の呼び掛けに併せて「すぐにできます」との声が聞こえてきた。過去、献血したときに待たされた経験もあるため、新型コロナウイルスの影響を感じる言葉だった◆例年、春先にかけては体調を崩す人が多いことや学校、企業の協力が得られにくく、献血者は減少。特に今年はイベント中止のほか、在宅勤務の拡大や外出自粛要請もあって協力者が少ない、と報じられる前日である◆いったんは献血ルームに足を向けたが思いとどまった。この時期、花粉症の症状を抑える薬を使用している。かつて「服薬していると3日間はできない」と言われた記憶があったからだ◆曖昧なままではいけないと考え、帰宅してから日本赤十字社のHPを確認。すると3日間の服用中止が必要な薬と当日飲んでいても採血可能な薬が記載されていた。数日後、改めて血液センターに問い合わせると、服用していても大丈夫なものだと分かった。ただ、報道の影響もあって混雑するため、予約してからの来所を勧められた◆献血は息の長いボランティア行為と思い直して、花粉症が治まったころに行くことに。しかし、昨今はうろ覚えや不確かな情報に右往左往してしまう。正しい情報をちゃんと調べることの重要性を再認識できたことが収穫といえよう。(朗)









