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病院船の建造促進へ
赤羽国交相 議連から要望受ける
議連から病院船の建造促進に関する要望を受ける赤羽国交相(左から2人目)=11日 国交省
赤羽一嘉国土交通相(公明党)は11日、国交省で超党派の「病院船・災害時多目的支援船建造推進議員連盟」から、大規模災害や感染症が発生した場合に備え、診察や治療の機能を持った「病院船」の建造促進を求める要望を受けた。公明党から同議連会長代理の井上義久副代表が同席した。
議連側は、新型コロナウイルス感染症への対応や、南海トラフ地震などに備える観点から、ベッドや発電・給水設備など生活インフラ機能を完備した病院船を整備する必要性が高まっていると強調。病院船の整備に向けた予算確保などを求めた。
これに対し、赤羽国交相は、病院船の必要性に理解を示した上で「努力したい」と答えた。