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新型肺炎 治療薬の開発急げ
休校中に読書勧める施策を
参院予算委で秋野、下野氏
参院予算委員会は9日、内政・外交の諸課題に関する集中審議を実施し、公明党の秋野公造、下野六太の両氏が肺炎など新型コロナウイルス感染症対策について政府の見解をただした。
秋野氏は、治療薬候補の一つである抗ウイルス薬「レムデシビル」について「(安全な投与量で)一番使える薬ではないか」と指摘。治験を進めて治療薬を早期開発するよう訴えた。稲津久厚生労働副大臣(公明党)は「国際共同治験を実施予定であり、しっかり進める」と答えた。
同感染症拡大を防ぐための新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案に関して秋野氏は、国の要請に応じて施設使用の制限・停止を行った際の損失補償について質問。「損失を被った者への補償の実施は必要だ」と訴えた。西村康稔経済再生相は「実際に施設制限が行われた場合には適切に対応したい」と答えた。
また秋野氏は、集団感染が起きたクルーズ船の乗客には、企業の判断で長期間の健康観察が求められていたり、家族まで出勤停止が強いられるなど過度な負担が生じている例があるとして、ケアの必要性を強調した。安倍晋三首相は「乗客や家族への差別や偏見、職場での不当な扱いがあってはならない。政府として対応を徹底する」と答弁した。
一方、下野氏は学校の臨時休校措置を巡って「子どもたちに自分を見つめる時間ができた今、読書を勧めてはどうか」と訴え、児童・生徒に読んでほしい名作を提示するなどの啓発施策を講じるよう求めた。
萩生田光一文部科学相は、文科省が今月2日に開設した「子供の学び応援サイト」の中で「読書関係団体などによる、お薦めの本の紹介をした」と答弁。図書館を活用した居場所の確保など、各地域の工夫例が広がるよう取り組む考えも示した。











