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2020年3月8日

新型肺炎 疑問に答えます!

党対策本部副本部長、医師
秋野公造 参院議員

新型コロナウイルスによる肺炎などの感染症に関して、公明党対策本部の副本部長で医師の秋野公造参院議員に、国内における現状認識や各人が心掛けることなど、疑問に答えてもらいました。

感染集団が拡大するイメージ

Q 現在どんな状況か?

A 新たな感染集団を出さないために重要な「正念場」。無症状者からの感染もあり、人と人との接触を避けるために外出自粛や休校、入国制限などはやむを得ず。

感染経路が不明の患者が全国の複数地域で出ており、一部地域では小規模ながらも「クラスター」と呼ばれる感染者の集団ができています。感染者と濃厚接触した人全員が感染せず、むしろライブハウスやスポーツジムといった換気が悪い閉鎖空間で感染の拡大が起きています。家庭内での感染も注意が必要です。

終息へクラスターが次のクラスターを生み出す連鎖を防ぐことが大事で、政府は2月27日、「ここ1、2週間が極めて重要な時期」と発表しました。

健康な子どもや若者は比較的軽症なことが多く、こうした無症状の患者から、うつる事例もあります。恐れるべきは「重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある人への感染」であり、不要不急な集会の自粛や休校措置、今般の中国、韓国、イランからの入国制限の強化は、やむを得ない判断だったと考えます。

秋野公造 参院議員

Q 各人が気を付けることは?

A 集会など人混みを避け、手洗い、うがいを励行。こまめな換気も大事。重症化リスクの高い人に感染させない行動を。

新型コロナウイルスは、飛沫感染(くしゃみ、咳などで放出されたウイルスを吸い込むことによる感染)と、接触感染(ウイルスが付着した手で顔を触り、目や鼻、口などの粘膜から感染)によって、うつると言われています。

このため、一番の感染予防策は、手洗い、うがいの徹底と、汚れた手で顔をむやみに触らないこと、そして室内のこまめな換気です。人混みに行くのも、なるべく避けるべきでしょう。学校の休校などに伴い、子どもたちの過ごし方で不安な人も多いと思いますが、ライブハウスやカラオケボックスといった閉鎖的空間を避ければ、公園などで友だちと遊ぶことは、ほぼ問題ないと言えます。

風邪などの症状がある人はマスクを着用するとともに、重症化リスクのある高齢者や基礎疾患のある人に感染させないためにも、外出を控えましょう。

Q 感染疑いの時はどうすれば?

A 高齢者や持病のある人は早期受診が必要。体力のある人は院内感染リスク回避のためにも自宅療養が望ましい。

高齢者や基礎疾患のある人が新型コロナウイルスに感染が疑われる場合、速やかな「帰国者・接触者外来」の受診を勧めます。当面は、同外来に行く前に「帰国者・接触者相談センター」に連絡するとスムーズです。医師の判断で必要があれば検査し、感染していれば当面は入院により適切な処置を行い重症化を防ぎます。今月6日からウイルスを検出する「PCR検査」に保険が適用され、感染症指定医療機関などにも同外来が開設されます。

持病などがない若い人や体力のある人は、症状が軽いのに「心配だから」と受診するのは、医療機関での感染リスクを高めるので、自宅療養が望ましいとされています。ただし、普段健康な人でも、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合は、同外来を受診してください。

自宅で家族を看病する場合には部屋を分けたりするなどの対応が求められます。

Q 公明党の取り組みは?

A 専門家会議の設置を提案し、情報の的確な発信をリード。24時間対応の相談窓口や検査体制などの強化・拡充を推進。

公明党は感染拡大防止へ、医療体制の充実・強化に全力を挙げています。政府に行った提言は、経済対策を含め3回に上ります。

中でも公明党の提案によって、政府の対策本部の下に「専門家会議」が設置され、専門家の知見を国の対応策に生かせるようになりました。同会議は、迅速かつ適切な情報発信に大切な役割を担っています。

また、感染の疑いのある人の相談窓口である「帰国者・接触者相談センター」の全都道府県への整備と24時間対応化を進めました。PCR検査も必要な人が必ず受けられるよう、保険適用を実現。感染拡大予防のため、確定申告受付期限を4月16日まで延長させることなどにも尽力しました。

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