ニュース
SDGsの理解深める
カードゲーム使って模擬体験
埼玉・深谷市
SDGsのカードゲームに参加する五間市議(前列左)と、その様子を見学する中矢寿子市議(後列左)、三田部幹事長(右隣)
地球規模の課題を身近に感じてもらおうと、カードゲームを使ったSDGs(国連の持続可能な開発目標)への理解を深める市民協働セミナーが、このほど埼玉県深谷市で開かれた。公明党市議団(三田部恒明幹事長)が、市内の在住者、NPO法人や中小企業の在勤者ら約50人と共に参加した。
このセミナーは、市と埼玉県信用金庫、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が共催。講師は、株式会社ふるさぽ代表取締役でSDGsコンサルタントの中島達朗氏が務め、基礎知識のほか、自治体や中小企業の先進事例を紹介した。
また、カードゲーム「SDGs de 地方創生」を使い、地域発展への取り組みについて参加者同士が議論。ゲームでは、参加者が行政職員や経営者、住民など仮想地域のプレーヤーを演じ、対話や交渉を重ねながら持続可能な地域づくりを模擬体験した。
中島氏は「自治体とNPO、企業が組んでSDGsを使った社会課題の解決を図れることが大事。SDGsはゴールでありながらツールとしても使えると知ってほしい」と話していた。
党市議団は、SDGsの取り組みについて一貫して主張。昨年12月定例会で五間くみ子市議は、事業や施策の推進、市民への普及啓発を訴えていた。