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2020年3月3日

コラム「北斗七星」

東京郊外の自然公園を歩くと、ウグイスのさえずりが聞こえてきた。暖冬の影響か、意外に早い“春告鳥”との再会である。それに加え、普段は人けの少ない公園なのに、小中学生のグループが多いことに驚いた◆一斉休校要請に伴い、学校が長い春休みに入った。児童館やレジャー施設は閉館。イベント類も中止。当面、地域で子どもたちを見掛ける機会が増えるだろう。昼夜、事件や事故に巻き込まれないように大人の目配りが必要だ◆そんな中、きょう3月3日、「ひな祭り」を迎えた。女の子の健やかな成長を願う日である。旧暦では桃の花が咲く季節にあたり「桃の節句」とも呼ぶ。季節の変わり目を示す五節句の一つだ。梅と桜が咲く間を桃の花がつなぎ、春は本番を迎えていく◆桃で思い浮かんだのが、中国の歴史小説『三国志演義』の「桃園の誓い」。桃の花が咲き乱れる庭で劉備と関羽、張飛が義兄弟の契りを交わす名場面である。各地で強盗や略奪を繰り返し、庶民を苦しめる黄巾賊の討伐へ、ここから結束して立ち上がった◆今は黄巾賊ならぬ、あの見えない敵を結束して制圧し、難局を乗り越える時だ。急な一斉休校に受け止め方はさまざまある。だが、ここは家庭や地域、企業が心を一つにし、子どもたちの安全・安心を積極的に見守りたい。(東)

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