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旭川空港の国際線強化を
稲津氏が同席 観光振興めざし要望
赤羽国交相に地元団体
山下会長(右から4人目)から要望を受け取る赤羽国交相(左隣)ら=20日 国交省
赤羽一嘉国土交通相(公明党)は20日、国交省で一般社団法人・旭川観光コンベンション協会の山下裕久会長と会い、観光振興に向け、旭川空港の国際線強化や、スノーリゾート地域の形成に向けた支援で要望を受けた。公明党の稲津久衆院議員が同席した。
席上、山下会長は、北海道のほぼ中央に位置する旭川市やその周辺地域を観光する訪日外国人客(インバウンド)が増えていることに言及。2018年に国際線ターミナルが開業した旭川空港について「除排雪に万全を期し、99%の高い就航率を維持している」として、航空機の誘導や貨物の搭載などを行うグランドハンドリング業務の人員確保や機材導入を行う事業者の支援などを要望した。
赤羽国交相は、空港のハンドリング体制の強化に向けて策定したアクションプランを紹介し、人材確保を推進する意向を示した。
また、山下会長は、冬季の集客をめざし、スキー場の老朽化対策やプロモーション事業などに対する財政支援を求めた。