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2020年2月21日

「議員の傾聴力・実行力」

車いす利用者 感謝の文字つづる 
トイレに荷物置き 増設 
岐阜・多治見市

多目的トイレに荷物置き台が設置され、喜び合う村上さん(左)と片山市議

岐阜県多治見市はこのほど、JR多治見駅南口の男性トイレ側にある多目的トイレに、車いす利用者に配慮した荷物置き台を設置した。公明市議が隣の土岐市に住む村上洋一さんの要望を実現した。

病院で看護師として働いていた村上さんは7年前、難病の「脊髄小脳変性症」を発症した。歩行障がいなどの症状が起き、「天職」と思っていた看護師を辞めた。症状は徐々に進行し、昨年7月末から電動車いすを使用している。

この病気と緑内障の治療のため村上さんは、3カ月ごとに県立多治見病院へ通う。自宅から病院まではJRを利用し約1時間。その間に多治見駅の多目的トイレを利用している。以前から荷物置き台はあるが、高い位置にあるため、車いす利用者が荷物を置くのは大変だった。村上さんは、長年の友人である公明党の片山竜美多治見市議に相談した。片山市議は低い位置に荷物置き台を設置するよう市緑化公園課に要望していた。

言葉がうまく出ない村上さんは、公明新聞のために文字をつづってくれた。「本当に感謝です。『小さな声を聴く力』はそのまま『議員の傾聴力・実行力』です」

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