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2018年7月2日

コラム「北斗七星」

東京都内では最近、ワゴンタイプの新型タクシーが増えている。車高が高く、大柄な外国人客でも楽に乗り降りができる。大きな荷物も持ち込みやすい。新型車両は2020年までに1万台が導入されるという◆日本を訪れる外国人旅行者数は昨年2800万人に上った。外国人旅行者に日本を楽しんでもらえるよう、全国各地で「おもてなし」の取り組みが進んでいる◆一方で、課題もある。6月に発生した大阪北部地震では、長時間にわたって交通機関がマヒし、駅で戸惑う外国人の姿が多く見られた。災害時に情報をどのように伝えるか、対策を急がねばならない◆観光客に人気の京都では、大きな荷物を持ってバスを利用する外国人が急増。市民から「混んで乗れない」との苦情が寄せられている。ホテル不足解消の切り札と注目された民泊制度も、騒音やごみトラブルなどで近隣住民の懸念が強く、軌道に乗っていない。民泊法を契機に健全な民泊の育成が望まれる◆外国人旅行者とのトラブルを防ぐには、政府や関係者が日本の習慣、マナーを訪日客に周知することが必要だ。同時にわれわれ日本人も、もう一歩「心の垣根」を取り払う必要があるかもしれない。訪日客の増加が、友情と相互理解の発展につながってこそ「観光立国」の意義が高まるはずだ。(千)

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