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フードバンクの支援強化
基本方針や予算措置求める
河野政務官らに推進協議会
米山代表理事(右から4人目)から要望を受ける河野政務官(右隣)=12日 農水省
河野義博農林水産大臣政務官(公明党)は12日、農水省で、全国フードバンク推進協議会の米山恵子代表理事から、未利用食品を福祉施設や生活困窮世帯などに提供するフードバンク団体の基盤強化に関する要望書を受け取った。超党派の国会議員でつくる「食品ロス削減及びフードバンク支援を推進する議員連盟」の所属議員が同席し、公明党から古屋範子副代表、竹谷とし子参院議員が参加した。
席上、米山代表理事は、政府が策定する食品ロス削減に関する基本方針に「団体の基盤強化を支援する」と記載するよう要請。モデル事業の実施や予算措置も求めた。河野政務官は、「食品ロスの削減だけにとどまらず、多面的な役割を担うフードバンク団体をどう応援できるか考えていきたい」と述べた。
米山代表理事らは、消費者庁で、伊藤明子長官にも同様の要望書を提出した。