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課題解決へ現場の声聴く
物価高で家計、企業への影響を懸念
「値段見て、購入ためらう」
「先行き見通せず苦しい」
物価高や円安、金利上昇の影響により、国民生活や中小企業・小規模事業者の経営環境は一層厳しさを増しています。その実態を把握するため、公明党の竹谷とし子代表ら党幹部は、現場の最前線へ。一人一人と膝詰めで話す中で課題を見つけ出し、実効性ある支援につなげようと奮闘しています。
■東京で竹谷代表
子育て奮闘中の原田さん夫妻と懇談する竹谷代表(右)=15日 東京・西東京市
竹谷代表は15日、東京都西東京市で子育て中の原田康仁さん、信子さん夫妻宅を訪れました。
康仁さんは、7月に長女の純玲ちゃんが誕生して節約の難しい出費が増えたため、思うように貯蓄ができていないと説明。育児に欠かせない紙おむつや粉ミルクの価格が5年前と比べて約2割上昇したこともあり、「会社の給与は増えているが、それを上回る物価高で……」と不安を吐露しました。
信子さんは、同世代のママ友から「子どもには安心で栄養のある食事をさせてあげたいけど、値段を見て購入をためらう」との声が多く上がっていると語っていました。
■埼玉で西田幹事長
金型メーカーの経営者から窮状を聴く西田幹事長(中)=17日 埼玉県内
西田実仁幹事長は17日、埼玉県内の金型メーカーの経営者の元へ。
経営者は、円安による海外製部品の調達価格上昇や原材料高、賃上げの実施といったコストが増えているにもかかわらず、他社との価格競争にさらされて「商品への価格転嫁は難しい」と強調。加えて、人手不足などの課題もあり「事業を畳む企業も出てきている」と窮状を訴えました。
その上で、人工知能(AI)活用の進展など今後の製造コスト上昇も見据え、政府の各種補助金について、支援額の拡充を求めました。
■福岡で秋野政調会長
鉄骨建築を手掛ける企業の社長から話を聴く秋野政調会長(左)=17日 福岡・那珂川市
秋野公造政務調査会長は17日、福岡県那珂川市にある鉄骨建築を手掛ける株式会社共和製作所を訪れ、同社の武末潔命代表取締役社長と意見を交わしました。
武末社長は、塗料や溶接資材の値上がりが長引いている現状を説明。さらに、円安などを背景に主資材である鉄鋼価格の高騰が今後見込まれているとして、「経営への打撃は大きい。この物価高がいつまで続くのか、先行きが見通せないのが苦しい」と赤裸々に語っていました。
■大阪で石川氏
中川さんから経営状況について聴く石川参院幹事長(左)=14日 大阪・豊中市
石川博崇参院幹事長は14日、大阪府豊中市の飲食店「お好み幸房和楽」で、店主の中川二郎さんから話を聴きました。
中川さんは、生ビールなどの提供に必要な炭酸ガスについて、「これまで5キロ当たり4000円台だったが、最近は価格が2倍になった」と肩を落としていました。
さらに、お好み焼きに欠かせない小麦粉やキャベツ、豚肉などが軒並み値上がりしており「昨年、店をリニューアルしたばかりなのに、先行きが不安だ」と語っていました。
■竹谷代表が決意。生活支える施策早く
視察後、竹谷代表は「皆さまから切実な話を伺い、改めて物価高が国民の生活を脅かす喫緊の課題であることが浮き彫りになった」として、さらなる賃上げや物価高対策としての給付、住民税の非課税限度額・控除に対する物価スライド制導入などを政府は検討すべき、との考えを示しました。
また、金利の上昇によって、住宅ローンや奨学金、さらに中小企業の借入などの返済負担が増えるといった悪影響が今後広がる懸念も踏まえ、「国民が安心して暮らせる施策が速やかに行われるように政府へ訴えていく」と決意を述べていました。









