公明党トップ / ニュース / p513898

ニュース

2026年9月16日

活動日誌”1人・2人”議会で奮闘する女性議員

市区町村議会で“1人・2人”で奮闘する公明女性議員を紹介します。今回は山形県上山市の川口宏美議員、香川県多度津町の隅岡美子議員です。

猫の不妊去勢手術費
「助成制度ができて良かった」と喜びの声
山形・上山市議会 川口宏美 議員

2023年10月、「上山市動物供養愛護会」の顧問を務めていた動物病院の獣医師から要望を受けました。「野良猫の不妊去勢手術の費用を公費で助成してくれるよう市に働き掛けてほしい」と。善意で通常より格安で不妊去勢手術をしていたら市外からの依頼が多く、市内の野良猫は一向に減らず、むしろ増えている現状を嘆いておられたのです。「不妊去勢手術費の助成制度を一刻も早く創設してもらいたい」「善意の存続も限界だ」

切実なお訴えでした。

私は市の担当課に状況を確認。猫の死骸収容頭数も多く、そのほとんどが野良猫の可能性が高いこと、市民からの野良猫の苦情が絶えないこと、飼い猫の多頭飼育で地域に迷惑がかかっている実態などを把握していました。野良猫が増える原因の一端は餌やりをしている人がいることでした。市としては、餌やりをしないよう注意喚起し、飼い猫には不妊去勢手術をするか、家から出さないなどの対策を求めていることも分かりました。

市の担当者から制度の利用状況を聴く川口議員(左)=26年8月7日

私は23年12月の定例会で、野良猫に対し不妊去勢手術費用の助成制度を創設するべきだと主張しました。市長からは「飼い猫に対する不妊去勢手術の費用については飼い主の負担が原則」としつつも、多頭飼育などの不適切な飼育の場合や、野良猫の不妊去勢手術は繁殖を抑制し、地域の生活環境の改善や動物愛護の啓発にもなり得るとして、制度化に向けて調整する旨の答弁を引き出すことができました。

こうして、24年5月から助成制度がスタート。メスの不妊手術は費用の半額(上限1万円)、オスの去勢手術も同様に半額(上限5000円)です。要望された獣医師は「市内の依頼者からは『制度ができて良かった』と喜びの声を聞いている」と、私のこれまでの取り組みに信頼を寄せてくれるようになりました。

安全・安心なまちづくり
問題の交差点―“危険度”を自ら現地調査
香川・多度津町議会 隅岡美子 議員

“女性の力”で元気な多度津を――モットーに、女性の視点で町政を前に進めてまいりました。

2010年3月、女性の健康を守る観点から、党員の皆さまにご協力いただき、乳がん、子宮頸がんの検診に関する独自のアンケートを実施。町内の女性約1000人から得た回答を踏まえ、同年6月の定例会で検診受診率向上に向けた町の取り組みを要請。これを実効性あるものとするため、13年9月の定例会で、教育現場における「がん教育」の充実を訴えました。

県道205号(多度津丸亀線)で県道と町道が交差する場所があり、そこは通学路になっています。町道の道幅が狭く、通行量が多い朝の時間帯は車、自転車、バイク、歩行者が頻繁に行き交います。ボランティアによる交通指導が行われていますが、とても危険であると常々思っていました。

党員の代表者とアンケートをした当時を振り返る隅岡議員(右)=24年8月5日

2018年のある日、党員の方から「ここは大変危ないので何とかしてください」と要望がありました。早速、公明県議と連携して現地を確認。併せて、地元の自治会長に状況をご理解いただきました。その上で、自治会側から町に対して改善を求める要望書の提出をお願いしました。

この一連の経過を相談者に報告するとともに、私は朝の時間帯に問題の交差点の“危険度”を調査。この結果を基に再度、自治会要望書を町に提出してもらいました。こうして既に設置されていた待避場(全長約30メートル)に加えて、23年に2カ所目の待避場(全長39メートル)が完成。現在、対向車とすれ違う際に安全に通行できています。まだ改善点が多く、継続的な事案ではありますが、用地買収に向けた取り組みなどが順調に進んでいます。さらに、今月1日から、生活道路が時速30キロ規制となり、抜け道として利用する車の速度が制限されたことは朗報です。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア