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2026年9月3日

コラム「北斗七星」

いくつになっても、情熱を持って挑み続ける人生がある。サッカーJ3福島ユナイテッドFCでプレーする“キングカズ”こと、三浦知良選手が、この夏、公式戦で3ゴールを決めた。今年で59歳、プロ42年目。現役最年長プロサッカー選手だ◆カズは自身のコラム(7月31日付「日経」)で、ゴールを決めれば、苦労や不評は吹き飛ぶが、ゴールのたびに「その1点をつかむには、たどり着くプロセスが大事」だと思い知らされると。練習を繰り返しても、得点できない試合がある。ゴールのチャンスが来ても「百発百中は望めず、不成功が常」。それでも、練習をやり続ける◆カズはもう一歩踏み込む。「やり続けるだけでは足りず、高い意識で向き合い続ける。そのプロセスに毎日取り組む」大変さを重視する◆10代でブラジル名門サントスFCとプロ初契約、Jリーグ草創期の活躍、1998年ワールドカップ本大会での日本代表からの落選。栄光と挫折を乗り越えてきたカズの哲学は深い◆では気が乗らない朝はどうするのか。カズは、サイクリングマシンにまたがり、無理やりでもこぐ。「有無を言わさずプロセスの力」を走らせ、自らを奮い立たせる。レジェンドにならい、たゆまぬ挑戦の紙面作りに励みたい。(沖)

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