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2026年9月2日

【主張】相次ぐ豪雨災害 命守る的確な行動、再確認を

「数十年に1度」の危険を示す警戒レベル5の「大雨特別警報」が立て続けに発表されている。8月27日に富山、石川の両県を、同30日には福井県を記録的な豪雨が襲った。

線状降水帯や前線の影響で猛烈な雨が降り、各地で道路の冠水や住宅の浸水が頻発している。土砂崩れなどにより集落の孤立も生じた。今後も大雨が続く可能性がある。国や自治体は二次災害の発生防止に引き続き万全を期すとともに、インフラ復旧や被災者支援に全力を尽くしてほしい。

特に北陸は、2年前の能登半島地震や豪雨からの復興が進むさなかだ。度重なる災禍に、生活再建への不安を募らせる人も少なくないだろう。公明党は発災直後から議員が現地に入り込んで対応に当たっている。「早く元通りの生活を送りたい」との住民の切なる声を丁寧にすくい上げ、細やかな支援につなげたい。

豪雨を巡っては、多数の死傷者が出た千葉県での被害も記憶に新しい。各地で雨水貯留施設や堤防などハード対策は進むが、気候変動の影響もあり雨の強度がその限界を上回ってしまっているのが実情だ。

こうした危機はどこでも起き得る。改めて確認したいのは、警報が発表された際の避難行動だ。

警戒度が最も高いレベル5は、災害が既に発生または切迫している危険な状況を指す。レベル4までの速やかな避難を心掛けたい。レベル5の時点では、避難所への移動が困難になっている場合もある。むやみに動かず、今いる場所より少しでもリスクの低い場所に移って身の安全を確保しなければならない。

浸水に備えて自宅や近くの頑丈な建物の「少しでも上の階」へ逃げる垂直避難や、土砂災害を想定して崖や山とは反対側の部屋に身を寄せる対応などが挙げられる。冠水した場所を車で移動することは慎みたい。増水した河川や用水路などに近づくことも厳禁だ。

9月も台風シーズンが続く。自分が暮らす地域のリスクを踏まえ、命を守る的確な行動を取りたい。

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