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2026年9月2日

コラム「北斗七星」

想定外とは事前に予想した範囲を超えている状態を意味する。この言葉が広く使われ始めたのは2005年頃。当時のライブドア社長・堀江貴文氏が記者会見で「想定内(外)」と何度も発言したことがきっかけで、同年の新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた◆11年3月の東日本大震災で東京電力の福島第1原子力発電所事故や津波の被害に対して、国や専門家が想定外と繰り返したことで社会に定着した。現在では災害対応の甘さやリスクの認識不足を象徴する言葉になっている◆自然災害が激甚化・頻発化している。政府は想定外をなくし、南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備えるため、防災・災害対応の司令塔となる防災庁の設置を決め、11月の発足をめざしている◆公明党は「防災・減災を政治、社会の主流に」と主張し、国を挙げた対策の強化を一貫して推進。国民の命を守る司令塔の必要性も訴え、昨年6月には石破茂首相(当時)に防災庁に関する提言を行っている◆今後も台風や秋雨前線の影響で甚大な豪雨災害が起きやすい時期が続く。9月は竜巻の発生が多い月でもある。各種ハザードマップで住んでいる地域のリスクを確認し、できる対策を進めていきたい。(越)

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