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2020年2月6日

コラム「北斗七星」

親しくしていただいている東日本国際大学特任教授(玉永公子さん)から近著『用語「発達障害」批判』が届いた。開くと、「『発達障害』という障害はありません」とある◆自閉症やLD(学習障がい)、ADHD(注意欠陥・多動症)などの総称だが、個性的とか風変わりの人まで「発達障害」と呼ぶ今の風潮が、支援が必要なそれぞれ異なる症状への、正しい理解を妨げるという◆また、ADD(注意欠陥)を伴う言語性LDの女性との出会いが紹介されている。アルコール依存症で子どもを怒鳴ったり、たたいたりした父が症状を悪化させたようだが、母が懸命に家庭を支え、祖母が優しく見守る中で育った。そして映画制作などで活躍する彼女の姿などから、ADHDもLDも「かかわる人の愛情」が器質(器官の構造上の性質)的なものを超えて改善を促すという◆この春、施行15年になる「発達障害者支援法」が公明党の推進で改正されたとき、日本発達障害ネットワークの市川宏伸理事長が「一人一人の特性に応じた“オーダーメードの支援”こそ私たちの念願です。ぜひ法改正がそのきっかけになってほしい」(2016年6月4日付本紙)と◆「発達障害」に限らず、ひとくくりの理解だけでは問題解決の糸口は見えてこない。“一人”に愛情を注ぎ寄り添う、公明党の挑戦は続く。(三)

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