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食品ロス24年度、461万トンで最少
家庭系は前年度比9万トン減
3年連続で記録更新
まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」について、農林水産、環境両省と消費者庁は6月30日、食品関連事業者と家庭から出た2024年度の発生量(推計値)が、前年度比3万トン減の計461万トンだったと発表した。3年連続で前年度を下回り、統計開始以来の最少記録を更新した。食品ロス削減は公明党が強力に推進してきた。
家庭系の食品ロス量は224万トン(前年度233万トン)で、17年度から減少傾向が続く。一方、事業系は237万トン(同231万トン)で、3年ぶりに増加。コロナ禍が明け、外食利用が増えたことが影響したとみられる。
政府は30年度までに家庭系216万トン、事業系219万トンに抑えることを目標に掲げている。消費者庁と農水省は今年4月から、企業などからの食品寄付を促す「フードバンク認証制度」を開始。事業系のさらなる削減をめざす。
食品ロス削減に向けて公明党は、15年に「食品ロス削減推進プロジェクトチーム」を発足して以来、政府への提言や飲食業などのヒアリングを重ね、国と地方の取り組みを強力に後押し。19年には公明党が主導し、国民運動として削減を進めるための「食品ロス削減推進法」(議員立法)を成立させた。
フードバンク認証制度を巡っても、23年4月にフードバンク活動の支援強化を政府へ要請。24年12月には、認証の仕組みを小規模団体にも配慮する形で構築するよう提言していた。
公明が強力な推進役
全国フードバンク推進協議会代表理事 米山広明氏
2024年度推計の食品ロス削減量は、前年度比3万トン減で大幅な縮小とはならなかったが、社会全体の取り組みの成果として評価されるべきだ。事業系の発生量の増加は注視する必要があるが、家庭系は同9万トン減で大規模な削減ができた。
今後、家庭で余った食品の寄付を募り、困窮世帯などに届けるフードドライブが活発になれば、消費者の食品ロス削減や貧困問題への理解度も高まる。企業の中やスポーツイベントでフードドライブに取り組むなど、生活に密着した習慣・文化として定着させていきたい。事業系の削減を促すことにつながるからだ。
公明党は食品ロス削減推進法の成立以降、自治体のフードドライブ推進や消費者への周知啓発に率先して取り組んでくれている。今後も強力な推進役として期待している。










