公明党トップ / ニュース / p511058

ニュース

2026年7月3日

次期国会、新しい体制で

中立公3党が初の「協議会」 
組織課題など検討へ

中道改革連合、立憲民主、公明の3党幹事長は2日、衆院第1議員会館で、現政権に代わる受け皿となる中道勢力の結集に向けて、3党の組織課題などに関する協議会の初会合を開き、次の臨時国会に新しい体制で臨むことをめざすとの認識で一致した。公明党からは西田実仁幹事長のほか、石川博崇参院幹事長、三浦信祐選挙対策委員長らが出席した。

次期国会に新たな体制で臨むとの認識で一致した中道、立憲、公明3党の幹事長=2日 衆院第1議員会館

3党幹事長は席上、結集をめざす上で検討が必要な「組織」「政策」「選挙」などについての課題を共有。今後は毎週協議を行い、テーマごとに実務者を交えて課題を整理していく方針を確認した。来週にも、党本部や党員制度の扱いなどの組織課題について協議を進めることとした。

会合で西田幹事長は、政策について「現役世代も安心できる新たな社会保障モデルの構築」など、中道が結党時に掲げた政策の「5本柱」や綱領を策定した経緯を説明。これらの骨格は残しつつ、追加や修正が必要な場合は、具体的な提案をしてほしいと求めた。これに対し、立憲側は「なるべく急いでやる」と述べ、検討する意向を示した。

会合後、西田幹事長は記者団に対し、「この国会中に一定の方向性を出すべきだと言ってきたが、大事なのは、次の臨時国会に新しい体制で臨むことだ」と強調。立憲の田名部匡代幹事長も「一つの方向性を示す時期として、臨時国会をめざし結論を出すことはとても大事だ」との考えを示した。中道の階猛幹事長は「いろいろな選択肢を虚心坦懐に検証し、丁寧に協議をしていく。3党がみんなで同じ方向に進めるようにしたい」と述べた。

比例定数削減と副首都2法案、今国会の成立断念を
中道、自民に要請「静謐な環境」整えよ

自民党との会談に臨む中道の階幹事長(左から3人目)、重徳国対委員長(左隣)ら=2日 国会内

自民党と中道改革連合の幹事長、国会対策委員長は2日午前、国会内で会談し、国会の正常化に向けた対応を巡って協議した。

会談の席上、自民党の鈴木俊一幹事長は政府が提出した皇室典範改正案の審議を優先し、その間は衆院比例定数削減法案と「副首都」創設法案の審議を中断すると表明。野党が求めている予算委員会集中審議と党首討論の開催については「与党として努力していく」と述べた。

中道の階猛幹事長は、皇室典範改正案を優先することには応じる考えを示した上で、同改正案の審議後の対応について「野党がそろって反対している衆院比例定数削減法案などの成立をめざすのであれば、皇室典範審議の前提である『静謐な環境』が整わず議論ができなくなるのではないか」と懸念を表明した。

同会談を受け、中道、国民民主など野党5党の国対委員長は国会内で協議し、比例定数削減と副首都の2法案の成立断念を与党に対して求める方針を確認。この後、中道の重徳和彦国対委員長は国会内で自民党の梶山弘志国対委員長と面会し「2法案を少しの間、中断することでは全く静謐な環境を整えたことにはならない」と指摘した。

一方、参院決算委員会は同日の理事会で、6日午後に高市早苗首相が出席して質疑を行うことを決めた。

「正常化」へ対応求める
参院議長に野党

立憲民主、公明など参院野党の国会対策委員長らは2日、国会内で、関口昌一参院議長と会い、国会審議の正常化に向けた対応を申し入れた。公明党から平木大作国対委員長が同席した。

席上、野党側は「政府・与党による一方的かつ強権的な国会の運営が続き、衆参共に不正常な状況であり、民主主義の危機だ」と指摘。「熟議の府」である参院の本分を取り戻すため、皇室典範改正の議論のために必要な「静謐な環境」の回復や、予算委員会集中審議の即時開催などを求めた。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア