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2026年6月27日

コラム「北斗七星」

昔ながらの風習の一つ梅仕事。その年に収穫した梅を使用して、梅干しや梅酒、梅シロップなどの保存食を作ることである◆自家製をお弁当に入れようと、梅干し作りに挑戦している。赤シソを入れ終わり、後は梅雨が明けての土用干し(3日間の天日干し)をすれば食べることができる◆梅干しは奈良時代以前に中国から伝来したという。平安時代に書かれた日本最古の医学書『医心方』には効用が記載されている。薬用、武士の兵糧食(携行する非常食)などに活用され、江戸時代には保存食として庶民の食卓に広く普及し、シソ漬けも始まった◆梅干しは「一日一粒で医者いらず」「梅干しの七徳」などの言葉がある通り健康効果が高い。疲労回復や整腸作用、免疫力アップのほか、血流の改善や血糖値の上昇を抑える働きなども期待できる。食中毒の原因となる細菌やウイルスの繁殖を抑制する抗菌・殺菌作用も強い◆お弁当に入れる場合は、お弁当全体が傷みにくくなるわけではないので注意したい。洗浄、加熱、汁気をなくす、冷ましてから詰めるなどの基本的な対策が大切である。食品用アルコールスプレーや抗菌シート、保冷剤の使用も効果的だ。くれぐれも食中毒に気を付けたい。(越)

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