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2026年6月25日

コラム「北斗七星」

ここまで国会を軽視する答弁は珍しい。22日に開かれた衆参両予算委員会での高市早苗首相のそれだ。問われているのは政治家としての本質に関わる。自身の名前を冠した暗号資産や、総裁選・衆院選での中傷動画などを巡る疑惑に関する質問なのだから◆当初、首相は、知らぬ存ぜぬと木で鼻をくくるように答えていた。それが、公設第一秘書が疑惑の人物との会議への出席を週刊誌の取材に答えていたことが知れると報告を受けていない、記憶がないと答弁が変わり、22日には「秘書に陳述書を出させる」と◆質問した中道の後藤祐一衆院議員は答弁拒否と批判。立憲民主党の杉尾秀哉参院議員の質問に聞かれてもいないことを長々と語り、予算委員長からたしなめられる場面も◆また後藤氏の質問に対し、首相は言うに事欠き「(疑惑への対応で)総理としての業務時間が確保できない」などと泣き言を言った。国会質問への対応は、首相の業務外のことなのか。国民の代表である議員の質問へ誠実に答えることこそ、業務の中心ではないのか◆なぜ自分の言葉で語ろうとしないのか。秘書の陳述書だけで済ませて、秘書の参考人招致は認めないとでも言うのか。国民は全く納得いかない。(唄)

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