ニュース
コラム「北斗七星」
サッカー日本代表が頼もしい。ワールドカップ初戦で強豪オランダと引き分け、2戦目のチュニジア戦は史上最多4得点を挙げ、相手シュートをゴール枠内に1本も打たせなかった◆「後出しじゃんけん」は森保一監督の口癖だが、采配に一段と磨きがかかってきたように見える。相手の出方で陣形を変え、最適な選手を投入して勝利をたぐり寄せる。前回大会で選手の交代枠が3人から5人に増え、延長時に6人目が認められるようになった。ベンチに多彩なタレント(才能)が控える日本には追い風に違いない◆米国が舞台となったのは1994年大会以来。この時の決勝は歴史的名勝負だった。ブラジルがイタリアを激闘の末、PK戦で破った。今大会もこの先どんなドラマが待っているのか楽しみだ◆さて「後出しじゃんけん」で思い起こされるのは先の衆院選での高市早苗首相である。消費税減税を「私自身の悲願」として唐突に打ち出し、与野党を横並びに見せる“争点つぶし”を図り、「国論を二分する政策」と言いながら具体的内容を選挙後まで明らかにしなかったことから批判を集めた◆爽快な勝利を届けてくれた森保ジャパンと有権者に後味の悪さを残した高市首相。対照的だ。(花)









