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2026年6月3日

活動日誌”1人・2人”議会で奮闘する女性議員

市区町村議会で“1人・2人”で奮闘する公明女性議員を紹介します。今回は宮城県川崎町の下斗米麻子議員、長野県諏訪市の小山博子議員、福岡県筑前町の石橋里美議員です。

地域資源の利活用
健康づくりと住民サービス向上へ
宮城・川崎町議会 下斗米麻子 議員

1期目(2024年3月に初当選)の私は、町の将来を見据え、健康寿命の延伸と行政サービスの向上に関する二つの重要な政策を立案しました。

一つ目は地域資源を活用した「健康ウオーキング」。町内にある山城遺構や「青根自然の森公園」には上級者向けの散策ルートが整備されており、安全にも配慮したシニア世代、シルバー世代向けのルートもあります。25年6月の定例会で、ドイツの健康増進の一環「クアオルト」を例に挙げ、豊富な地域資源を活用した町ならではの健康ウオーキングの実施を提案。地元ガイドの育成や温泉施設との連携、農産物の提供などを通じた好循環の創出を訴えました。この取り組みは今年度から始まり、町内外から多くの方が参加しています。

クアオルト実施に向けた健康ウオーキング=5月13日 「青根自然の森公園」で

二つ目は、窓口サービス向上へ、軽度難聴者の支援策として「軟骨伝導イヤホン」を導入すること。耳の穴をふさがず音が聞こえやすい同イヤホン設置し、加齢などで聞き取りに不安を感じる町民が、安心して役場で相談できる環境整備を25年6月の定例会で求めました。すると、質問した翌月から順次、税務、町民、福祉の3課に配備されたのです。

誰もが利用しやすい行政の窓口づくりと町民の健康増進へ、今後も尽力してまいります。

大規模災害への備え
キャンピングカー提供協定締結に尽力
長野・諏訪市議会 小山博子 議員

諏訪市は県のほぼ中央に位置する高原湖畔都市です。諏訪湖周辺は「糸魚川静岡構造線」と「中央構造線」が交差する活断層地帯で歴史的に災害が多く、防災意識の向上が重要だと感じていました。その思いから地域の防災ネットワークに参加し、指示待ちではなく、自ら行動を起こす自助・共助が大事と思い、防災士の資格を取得しました。

2024年元日に発生した能登半島地震では、救援活動に行かれた方々にお話を伺い、宿泊場所の確保が難題だったと知りました。現地でキャンピングカーが宿泊場所として活用され、他自治体からの応援職員や配慮の必要な被災住民のサポートにつながった経緯を、石川県の珠洲、輪島両市に30台ずつ提供した一般社団法人「日本RV協会」の関係者から聞き取り調査するなど、被災地支援の課題を探りました。

協会関係者と話す小山議員(左)=4月10日

こうした実態調査に基づき、同協会との災害協定締結を24年9月の定例会で提案。その後、担当課と連携し、今年3月30日に「災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」が締結されるに至りました。また、避難所で、ろう者の方々が情報収集に苦労されていることを知り、一念発起。「手話奉仕員養成講座」に1年間通い、現在も学び続けています。

もしもの時の備えと対策を一つずつ積み重ね、誰もが安心して暮らせるまちづくりをめざし、全力で取り組みます。

子どもの各種健診の推進
誰一人置き去りにしない社会の構築
福岡・筑前町議会 石橋里美 議員

2019年1月の初当選以来、一番力を注いできたのが子育て支援と学校環境の改善です。

まず取り組んだのが学校トイレの洋式化。今まで洋式トイレしか経験のない子が、学校の和式トイレで用を足せるのか、保護者からも体調不良にならないか心配する声が上がっていたことから、19年3月の定例会でこの問題を取り上げました。以降、学校トイレが順次洋式化され、25年度末時点で全小中学校の洋式化率は75%に。27年度中にほぼ100%が改修される見込みです。さらに、高齢者や障がい者の方からの要望で、公共施設などのトイレの洋式化も進んでいます。

また、19年9月の定例会では、子どもが健やかに育ち大きくなっても不自由なく過ごせるよう、身体的異常を早期発見できる新生児聴覚検査、3歳児健診での「弱視」や「斜視」などのリスクをわずか数秒で発見できる目の屈折検査機器の導入を提案。22年度からの実施に至りました。これに加えて、子どもの特性の早期発見や適切な支援につなげる「5歳児健康診査」の実施を訴え、現在、実施する方向で進められています。

次に不登校児童・生徒対策です。筑前町でも増加傾向にあり、町は今月から「国立夜須高原青少年自然の家」と町教育支援センター「彩」とが連携した支援事業をスタートさせます。私は同事業に関連し、不登校児童・生徒の早期把握や支援のあり方を模索し、同事業の実施と併せて、ひきこもり支援にも対象を拡大することを町側に求めてまいります。

誰一人置き去りにしない社会づくりを強力に推進していく所存です。

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