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コラム「北斗七星」
大手編集プロダクション「キャラメル・ママ」(東京・千代田区)の代表取締役会長、松本常男さんが先月逝去された。松本さんといえば、“漫画家・鳥山明ワールド”にどっぷり漬かった人たちにとって憧れの存在だ◆漫画『Dr.スランプ』連載中の1982年、公式ファンクラブ「鳥山明保存会」ができた。松本さんは初代会長に就き、会誌の発行など精力的に活動。鳥山さんとも深い親交があったという◆鳥山さんが「遊ぶことにかけては天才的」と愛した松本さんの人柄は、漫画『ドラゴンボール』にも息づく。孫悟空の師匠・亀仙人のモデルなのだそう。筆者も作品関係の知識には自信がある。が、キャラメル・ママ制作の「ドラゴンボール大全集」などが教科書だから、松本さんの足元にも及ばない◆ファンクラブ活動などが多角化し、「仲間が必要だ」と、86年にキャラメル・ママを創業。ムック本やアニメシナリオ制作など多くの仕事が伝説級だ。鳥山さんが世界の巨匠へと駆け上がったのは、松本さんの貢献も大きかったのでは◆一昨年の鳥山さんの逝去に続いての訃報。時代の節目を感じた。大事業の背景に、情熱と愛情を惜しみなく注ぐ偉大な支え手の存在があることを胸に刻みたい。(楽)









