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2026年5月6日

活動日誌”1人・2人”議会で奮闘する女性議員

市区町村議会で“1人・2人”で奮闘する公明女性議員を紹介します。今回は北海道標茶町の鴻池智子議員、青森県外ケ浜町の山口佳子議員、高知県越知町の市原静子議員です。

誰でも利用できる合葬墓
単身世帯や維持・管理が困難な人も安心
北海道標茶町議会 鴻池智子 議員

道東の標茶町は総面積が1099.37平方キロメートル(東京都の約半分)。日本の町で6番目に広く、広大な自然を生かした酪農(人口約6600人に対し乳牛約5万頭)や農業が盛んな地域です。

2019年4月の初当選以来、「すぐ動く」をモットーに、「相談要望ノート」を携えて訪問対話などを重ねました。その中で、お墓の管理・維持に関する相談があり、21年9月の定例会一般質問で、一つの大きなお墓に血縁関係のない複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合葬墓の新設を提案しました。

町が設置した合葬墓

合葬墓のメリットは、主に跡継ぎが不要で、費用も安く抑えられる永代供養ができることです。町は22年度に合葬墓を設置し、町が定期的な掃除などの管理をした上で、低料金で利用できるように。少子化で単身高齢世帯が増える中で、身寄りのない人やお墓の維持が困難な人も安心して利用することができ、たくさんの喜びの声を頂きました。

ほかには、町の観光名所や「多和平展望台」のトイレの老朽化が進み、改善を求める声をキャッチ。これを議会で取り上げ、23年1月に、くみ取り式から水洗式への改修と併せ、和式から洋式化を実現することができました。

現役の介護福祉士
「逃げ遅れゼロ」へマイ・タイムライン
青森・外ケ浜町議会 山口佳子 議員

2023年4月の統一地方選において、外ケ浜町初の女性議員として当選を果たし、同時に“公明空白区”を解消することができました。

議員活動の一環として「山口けいこ通信」を定期発行。現在、26年春号(12号)を配布しながら、訪問先での要望や困り事、その一つ一つを大切に受け止め、解決へとつなげています。

「歩くからこそ、気付けることがある」―― これが私のモットーです。

「山口けいこ通信」の最新号

激甚化する災害に備えるため、昨年9月の定例会一般質問では、避難所運営マニュアルの策定、災害時の避難所となる体育館への空調設備の整備、避難所開設キットの導入を訴えました。中でも災害関連死に直結するのがトイレ問題です。これも要望に加え、本年度中に1台が導入される見込みです。

外ケ浜町は町民の半数以上が高齢者。私は介護福祉士として、現在も高齢者の介護施設で働くエッセンシャルワーカーです。災害時の逃げ遅れをなくすため、関係機関が事前に防災行動を時系列にまとめた防災行動計画(タイムライン)の策定と併せて、自力での避難が難しい障がい者や高齢者ら災害弱者向けの個別避難計画(マイ・タイムライン)の作成を、懸命に働き掛けてまいります。

サードブックを導入
読書で子どもの会話力向上に寄与
高知・越知町議会 市原静子 議員

幼い頃からの子どもへの本の読み聞かせの効果は、国語の基礎となる語彙力、読解力、集中力、論理的思考力が培われることです。また、言語能力を育てるだけでなく心の栄養にも。さらに、人情の機微を感じ取る感受性も豊かになります。

2010年8月に当選して以来、私が最も心血を注いできたのが、子どもたちの読書習慣を身に付けるための施策の推進です。11年12月の定例会一般質問では、乳幼児健診時などに絵本をプレゼントする「ブックスタート」の、12年度からの事業化にめどを付け、併せて、小中学校における10分間の“朝読効果”の検証を町側に促しました。小学校では「始業前に行うことで脳の活性化と集中力の向上につながっている」との答弁が。そして中学校では、文学への深い興味と関心が高まり、生徒が保育園などに出向いて読み聞かせ体験をすることも。読解力が向上し、国語の学力テストでは、全国と高知県の平均点を上回っていることが実証されました。

14年度には新小学1年生に本を贈呈する「セカンドブック」事業も実現。保護者から「子どもの読書習慣が身に付く」などと喜びの声が寄せられました。これに加えて、新中学1年生に本を贈呈する「サードブック」事業の導入を提案。16年度からのスタートに道筋を付けることができました。

こうした「町子ども読書推進事業」を活用した切れ目のない施策を拡充し、“読書の越知町”を前面にした政策を立案し、子どもたちのコミュニケーション力の向上に尽力していく所存です。

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