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コラム「北斗七星」
新緑が鮮やかさを増す中での大型連休。普段は会えない友と語らい、触発を受けた人も多いだろう◆話し合いの大切さを説いた古典に、日本初の成文法「十七条憲法」がある。西暦604年のきょう、聖徳太子が制定した。1条の「和を以って貴し」は広く知られる。締めくくりの17条では「重大な事柄は決して独りで決めてはならない。必ず多くの人々と共に論議すべき」と戒めている◆これを引用し「わが国においては衆議が重視されてきました。政治とは独断でなく、共に語り、共に悩み、共に決める営みです」と力説したのが高市早苗首相。就任直後の所信表明演説だった◆あれから半年が過ぎた。自民党との間でさえ「意思疎通乏しく」(日経)、「孤立感も漂う」(毎日)とか。国会で野党の質問に答える場面の少なさは歴代政権の中で際立つ。「独断即決の姿勢強める」(北海道)とも指摘される◆武器輸出を巡る方針転換など「国論を二分する政策」の必要性について「首相は国民に十分に説明すべきだが、そうした姿勢が見られない」(公明党の竹谷とし子代表)のが実態だ。もし、一方通行になりがちなSNSなどで発信すれば事足りると考えているならば、国民軽視とのそしりは免れまい。(心)









