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2026年3月4日

ほっと一息、再建へ前向く

大規模火災から3カ月半 
地元有志がカフェ開店 
つながり守る憩いの場提供 
大分市

昨年11月、大分市佐賀関に甚大な被害をもたらした大規模火災。発災から3カ月半が経過し、被災地は少しずつ復旧への歩みを進めている。生活再建に腐心する住民らが憩える場を提供しようと、このほど地元自治会による「カフェ」が誕生し、被災地支援を続ける公明党大分県本部の県議と市議が足を運び、住民の声を聴いた。

住民「コーヒーが心の支えに」

昨年11月18日に発生した大規模火災で建物194棟が焼損被害を受けた大分市佐賀関。現在、家を失った住民は避難所を離れ、市営住宅やみなし仮設住宅で新たな生活を続けている。今年1月から被災した家屋の公費解体が始まる一方で、被災者の恒久的な住まいの確保や、所有者不明による被災家屋の公費解体の遅れといった課題も抱える。

生活再建に余念がない中、先月21日、佐賀関の田中連合区に住む有志らによって、コーヒーを無料で提供するカフェが地元の田中公民館でスタートした。カフェの名前は「関ばっくす」。毎月18日と毎週土日、祝日に開店し、佐賀関の住民だけでなく、誰でも気軽に立ち寄ることができる。

自らも被災し、避難所生活を送っていた渡辺忠孝さんが、周囲の住民にコーヒーを振る舞ったことがきっかけ。避難所が閉鎖された後も地域住民から「またコーヒーを入れてほしい」との声が上がり、自治会メンバーらと協力し、カフェの開設に踏み切った。渡辺さんは、1杯のコーヒーに「今は離れた場所にいても、いつでも佐賀関に帰ってきてほしいとの願いを込めている」と話す。

公民館の近くに住む男性は「避難所で生活していた時から、コーヒーが心の支えになっていた」と感謝の気持ちを言葉にした。

公明、発災直後から復旧・復興を後押し

公民館を訪れた公明党の吉村哲彦県議と国宗浩市議に対し、渡辺さんは「復興に向けては大変なことも多いが、前を向いていきたい」と胸の内を明かした。

両議員は、佐賀関の住民が一日でも早く心穏やかな生活を取り戻せるよう、「今後も公明党のネットワークの力を生かして、被災地支援に全力を尽くす」と決意を語った。

公明党大分県本部(代表=戸高賢史県議)は、火災の発生直後から、被害状況の調査や住民の安否確認に奔走。窪田哲也参院議員ら国会議員も火災現場に足を運び、被災住民を見舞った。昨年12月12日には、戸高県代表らが内閣府で赤間二郎防災担当相と会い、早期復旧・復興に向けた要望書を手渡していた。

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