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【主張】衆院選の結果 中道政治に1千万人超が期待
超短期決戦となった衆院選が8日投開票された。
公明党が全面的に支援した新党「中道改革連合」(略称=「中道」)は小選挙区で7人、比例区で42人の当選にとどまった。中道の理念に賛同して集まった多くの同志を失ったことは、痛恨の極みと言わざるを得ない。対して自民党は、3分の2を超える議席を得て歴史的大勝を果たした。
各地で大雪や厳しい寒さが続くさなか、街頭などで「中道」の訴えに耳を傾け、真心のご支援を寄せてくださった有権者の皆さま、とりわけ最後まで献身的に支持を広げてくださった全国の公明党員、支持者、創価学会員の皆さまに深く感謝と御礼を申し上げます。
「中道」には1000万を超える比例票が集まり、中道政治への期待の大きさが示された。しかし結成間もない新党ゆえに、理念や政策を十分に浸透し切れず議席獲得につなげられなかった事実を重く受け止め、再出発を期したい。
解散から16日間という戦後最短の強行日程で、政権は有権者に十分な判断材料を示したのか、大きな禍根を残す選挙戦となった。首相は「国論を二分するような政策」への挑戦を掲げながら具体的な説明は避けてきた。この結果を「白紙委任」と履き違え、独断専行に走ることは許されない。
今こそ、“自民1強”を監視する野党第1党である「中道」の役割は重要だ。
「生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義」を理念とする中道政治の旗の下、党の枠を超えた結集が実現した意義は極めて大きい。財源を明示した消費税減税や地に足の着いた平和外交を前面に押し出した主張は、混迷する日本政治に必要な正論である。
後回しにされた新年度予算案の早期成立をはじめ、山積する政治課題には一刻の猶予もない。「生活者ファースト」と「平和」を最優先とする新しい政治の潮流は、確実に生まれ始めている。この火を決して絶やしてはならない。中道政治の礎を一層強固にすべく、公明党は「中道」と連携して全力で戦っていく。









