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安心できる社会保障に
首相・施政方針 成熟した日中関係構築
安倍晋三首相は20日午後の衆院本会議で施政方針演説を行い、「全ての世代が安心できる『全世代型社会保障制度』をめざし、改革を実行する」と明言した。
冒頭、首相は東京五輪・パラリンピックに触れ、「国民一丸となって新しい時代へ共に踏み出していこう」と提起。その上で、「わが国はもはや、かつての日本ではない。『諦めの壁』は完全に打ち破ることができた」と述べ、アベノミクスをはじめとする政権の成果をアピールした。
外交では、韓国に関し、関係悪化の原因となった元徴用工問題を念頭に「国と国との約束を守り、未来志向の両国関係を築き上げることを切に期待する」と述べた。
緊張が高まる中東情勢について、深い憂慮を表明。関係国に対話による解決と自制的対応を促すとともに、自衛隊による情報収集態勢を整備し、日本関係船舶の安全確保に当たる考えを示した。
首相は「戦後外交を総決算し、新しい時代の日本外交を確立する」と宣言。ロシアとの北方領土問題を解決する方針に「全く揺らぎはない」と強調し、「私と(プーチン)大統領の手で成し遂げる決意だ」と述べた。
習近平国家主席の国賓来日が春に控える日中関係については「地域と世界の平和と繁栄に共に大きな責任を有す」と強調。「新時代の成熟した日中関係を構築する」と述べた。
重要政策に丁寧な説明 山口代表
公明党の山口那津男代表は20日夕、国会内で記者団に対し、衆参両院本会議での安倍晋三首相の施政方針演説などについて大要、次のような見解を述べた。
一、政策の三つの柱として災害からの復旧・復興や防災・減災、全世代型社会保障、東京五輪・パラリンピック後の経済対策を具体的、丁寧に説明していた。国会議員に対し積極的に意欲を働き掛ける演説ぶりだ。これを受け国会として議論を深めたい。
一、(カジノを含む統合型リゾート=IRについて)政府・与党として国会の議論で国民の信頼を確保する取り組みが重要だ。政府には実施法が求める厳格な要件の下、公正な審理をしていくことが求められる。









