ニュース
漁港の衛生管理向上へ
沖縄の新市場予定地を視察
河野政務官ら
新市場の整備予定地を視察する河野氏(左から2人目)ら=8日 沖縄・糸満市
河野義博農林水産大臣政務官(公明党)は8日、沖縄県糸満市の糸満漁港を訪れ、県などが進めている泊漁港の卸売市場(那覇市)の移転事業について関係者と意見を交わした。上原章県議(県議選予定候補)と新垣安彦、金城幸盛の両糸満市議が同行した。
河野氏らは、糸満漁業協同組合の東恩納博代表理事組合長の案内で、県と県漁業協同組合連合会(県漁連)が計画する新たな市場の整備予定地を視察。県漁連などによると、新市場の整備で、糸満漁港の年間水揚げ量は、これまでの約2倍に当たる約4700トンと推定している。
東恩納組合長は「高度衛生管理型の施設整備が安全・安心の供給体制につながる」と述べ、加工施設をはじめ関連施設の整備支援を要請した。河野氏は「水産業の活性化が期待できる事業で県、市とも連携し、進めていく」と応じた。