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大島紬の継承に注力
奄美市で首長らと意見交換
党ティダ委
奄美群島の首長らと意見を交わす党ティダ委員会のメンバーら=5日 鹿児島・奄美市
鹿児島県奄美群島の振興をめざす公明党奄美ティダ(太陽)委員会(委員長=浜地雅一衆院議員)は5日、奄美市で同群島内の首長らと意見交換を行った。
これには、浜地委員長のほか、江田康幸、遠山清彦の両衆院議員、秋野公造、里見隆治の両参院議員、地元議員らが出席した。
席上、朝山毅・奄美市長は、公明党の働きによって昨年、「奄美群島振興開発特別措置法」の延長、予算の拡充などが実現し、島の活性化が進んだと謝意を述べた。その上で、同群島の新たな課題として伝統工芸品である「大島紬」の生産量が全盛期の1.5%程度に低迷していることなどに言及。「観光産業の発展に加え、伝統文化の継承に向けた取り組みが必要だ」と訴えた。
浜地委員長らは、「奄美の貴重な伝統文化の継承や発展に向け、今後も尽力していく」と述べた。