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2018年6月22日

タンデム自転車 公道で解禁

「これで気軽に出掛けられる」
全盲の夫と、妻の願い実る
山口県

山口県障害者スポーツ協会で職員(左から3人目)と意見を交わす党山口県議団のメンバー

山口県は今年4月から、2人乗りの二輪タンデム自転車による一般公道での走行を解禁した。タンデム自転車は、前後の座席に2人で乗り、それぞれがペダルをこぐのが特徴。後部座席はハンドルやブレーキ操作が不要なため、視覚障がい者など、誰でもサイクリングを楽しめるのが魅力だ。公明党県議団(小泉利治団長)が県道路交通規則の改正を推進し、実現した。

党県議団 規則改正を推進

タンデム自転車の一般公道での走行解禁を笑顔で喜び合う(右から)藤中万亀夫さん、靖子さん夫妻

「こんなに早く実現するなんて」「これで気軽に一緒に出掛けられる」。タンデム自転車の“走行解禁”に、手を取り合って喜んだのは、同県防府市在住の藤中万亀夫さん、靖子さん夫妻。万亀夫さんは先天性の弱視で、30代からはほぼ全盲となった。5年ほど前に参加した障がい者団体のイベントで体験したのをきっかけに、藤中夫妻は「共通の趣味としてタンデム自転車でサイクリングを楽しんできた」という。

しかし、県内で走行できるのは、2路線しかない自転車専用道路に限られていた。サイクリングのために各地へ訪れるうちに、藤中夫妻は一般公道を走行できる県があることを知り、「地元でも自由に乗れるといいな」と思いを募らせていたのだ。

そんな思いを、公明党の石丸典子県議にぶつけたのが2016年末。すぐに党県議団の政策テーマとなった。17年7月には党県議団全員で、県障害者スポーツ協会を訪問し、タンデム自転車の公道走行をめぐって意見交換。議会では石丸県議のほか、先城憲尚、上岡康彦、曽田聡の各県議が相次いで、このテーマを取り上げた。こうした党県議団を挙げた取り組みで“走行解禁”は、スピード実現となった。

タンデム自転車は、パラリンピック種目にも指定されており、20年の東京五輪・パラリンピックに向けて、注目度が高まっている。

障がい者自転車競技団体の一般社団法人「日本パラサイクリング連盟」は4月17日、日本代表チームのキャンプ地を山口県山陽小野田市に決定した。同連盟は決定の理由として、優れた練習環境とともに、タンデム自転車が一般公道で走行可能になったことを挙げている。

“サイクル県”を掲げる山口県。その実現に向け、公明党は“一人の声”を生かしながら力強くペダルを踏んでいく。

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