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【主張】「中道改革連合」結成 生活者と平和を守る政治めざす
世界各国で極右・極左のポピュリズム勢力が台頭し、分断と対立を政治的エネルギーにするような風潮がある中、日本初の本格的な中道勢力の政党が誕生した意義は極めて大きい。
公明党の衆院議員と、党が掲げた中道改革の理念と政策に賛同する議員らが参加する新党「中道改革連合」(略称=中道)が16日、結成された。党名を発表した会見で公明党の斉藤鉄夫代表は、中道の意味について「生活者ファーストと日本の平和を守ることだ」と指摘した上で、「中道勢力を日本政治の真ん中に置くことが重要だ」と強調した。
昨年の参院選以来、日本でも排外主義的な論調が目立ち始め、自民党と日本維新の会による連立政権は、憲法9条の改正や防衛装備移転の5類型撤廃といった右派色の強い政策も掲げている。政治の右傾化が見られる中、良識ある政治と社会の安定を取り戻すには、より大きな中道勢力が必要であり、「中道」の結成はその第一歩となろう。
「中道」の綱領と基本政策は、きょう19日にも発表される。綱領には、公明党の人間主義に基づく中道の考え方が反映され、基本政策は公明党が昨年11月に打ち出した「現役世代も安心できる新たな社会保障モデルの構築」など中道改革の政策5本柱をベースに最終調整が行われている。
公明党は昨年10月に自民との連立に区切りを付けて以降、「責任ある中道改革勢力の軸になる」との方針に沿って、自民、立憲民主、国民民主各党の政治家に中道勢力の結集を呼び掛けてきた。今回の高市早苗首相による唐突な衆院解散方針を受け、この呼び掛けに応じてきたのが立憲の野田佳彦代表だった。
この経緯から明らかなように、「中道」は確固たる理念と政策を共有する議員らで構成される政党であり、「選挙目当ての野合」との批判は全く当たらない。
目前に迫る衆院選で公明党は「中道」を全面的に支援する。国民の暮らしと平和を守るため、全議員が団結して戦い抜き、日本政治の新時代を開いていこう。









