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コラム「北斗七星」
報道、ジャーナリズムは客観性が求められるのはもちろんだが、その一方で、権力を持たない市井の庶民のため、その庶民の目線から社会で起きている物事を見続け、その本質に迫る使命がある◆この観点から、報道機関には力を持つ者を監視し批判するという重要な役割が期待される。元日に逝去した久米宏さんは、マスコミは反権力でないと意味がないと言い続けていた。彼の言葉に恥じないでいられるマスコミ関係者はどれくらいいるのだろうか◆「ジャーナリズムとは報じられたくないことを報じることだ。それ以外のものは広報に過ぎない」という言葉がある。『1984年』『カタロニア讃歌』『動物農場』などで知られ、全体主義にあらがうジャーナリストでもあったG・オーウェルの言葉とされる◆連立政権に区切りを付けた公明党は、中道改革の理念に賛同する幅広い人材の結集軸となることをめざし、党所属衆院議員が党を離れ、同様に立憲民主党を離れる衆院議員と新党「中道改革連合」に参加する決断をした◆行く手にどのような波浪が待ち受けているか分からない。だが、どこまでも庶民の視点に立った改革への姿勢は、ジャーナリズムに耐え得るものだと信じている。(唄)









