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保育士 処遇改善進めて
斉藤幹事長 公立幼稚園で課題聴く
幼保実態調査
預かり保育を視察する斉藤幹事長=17日 都内
公明党の斉藤鉄夫幹事長は17日、幼児教育・保育の無償化に関する実態調査のため、東京都内の公立幼稚園を訪れ、「預かり保育に対応する保育士のなり手がいない。人材確保へ処遇改善を進めてほしい」との要望を受けた。
同園の関係者は、書類作成などの事務作業を行う職員について、「保育士と同様に非常勤職員も人手不足が課題。個人の人脈で、なり手を探しているのが実態だ」と指摘。また、保育の質向上を課題に挙げ、「教職員の資質向上へ研修などを実施している」と話した。
斉藤幹事長は、6日に公表した実態調査の中間報告の内容を説明し、「頂いた声を国や地方の議会活動などに生かしたい」と述べた。