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2019年12月16日

サポカー普及で高齢ドライバー事故防ぐ

自動ブレーキ、急加速抑制 
搭載車に補助金 支給へ 
新車購入最大10万円 後付け装置 同4万円 
補正予算案に計上

「安全運転サポート車(サポカー)」の普及へ政府が13日に閣議決定した2019年度補正予算案に「サポカー補助金」が盛り込まれた。高齢ドライバーの事故防止に役立つと期待されている。公明党は、高齢ドライバーによる事故が相次ぐ事態の改善へ、政府に万全な対策を要望。サポカー補助金の導入を強く訴えてきた。

サポカーの機能

サポカーとは、衝突の危険がある際に自動でブレーキをかけたり、ブレーキとアクセルのペダルを踏み間違えた時に急加速を抑制する装置を搭載した自動車。

政府は19年度補正予算案でサポカー補助金に1139億円を計上した。19年度中に65歳以上になるドライバーが自動ブレーキと急加速抑制装置の両方を搭載した自動車を購入する場合、乗用車で10万円、軽自動車で7万円、中古車で4万円をドライバーに補助。自動ブレーキのみの場合は、乗用車で6万円、軽自動車で3万円、中古車で2万円。

既に購入している自動車に後付けの急加速抑制装置を設置した場合は、障害物検知機能付きで4万円、同機能がないケースで2万円を販売業者に補助する。

政府は補助金の対象となる具体的な車種・グレードや後付けの急加速抑制装置について、今後設置される「サポカー補助金に関する審査委員会(仮称)」による審査を経て決定・公表する方針。補助金の支給期間や申請の仕方なども、今後、通知される予定だ。

踏み間違いなど際立つ運転ミス

交通事故の発生件数が減少傾向にある中、高齢ドライバーによる死亡事故の割合は高い。75歳未満のドライバーによる死亡事故は10万人当たり3.4件に対し、75歳以上は8.0件と2倍以上も多い。

死亡事故の人的要因(2018年)

75歳以上のドライバーによる死亡事故で多いのはペダルの踏み間違いなどの運転ミスだ。警察庁の資料によるとその割合は30%にも上り、75歳未満に比べ2倍近くも高い。

一方で、移動手段の選択肢が少ない地域にとって自動車はなくてはならない「生活の足」だ。高齢者の移動手段を確保しつつ、交通事故を防止するため、サポカーの普及が急がれる。

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