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2026年1月1日

コラム「北斗七星」

写実的で端正なスタイル。縄目や幾何学の文様も精巧に。北海道初の国宝に指定された「中空土偶」は昨年、出土から50年を迎え、来月の「さっぽろ雪まつり」で大雪像として登場する◆土偶が作られたのは約3500年前の縄文時代後期。同時代の世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」からは、障がいがありながら成人したと思われる遺骨が発見されている。厳しい環境の中で支え合って生きた縄文人の高い精神性がうかがえる◆古代の文明を語る時、「狩猟・採集から農耕・牧畜へ。定住生活が都市や国家を生み、権力者による統治が進んだ」といわれてきた。この“常識”は「現代の進化論的な考え方を投影したもの」と指摘される◆だが最近の研究では、1万年以上前の狩猟・採集民が金属器なしで巨大な石柱を建てた遺跡や、支配層の痕跡が出ない都市遺構などが世界各地で見つかっている。いにしえから人の営みは、創造力と知恵に満ちている◆大切なのは、どこまでも人間に光を当て、多様な価値観を尊重する社会の構築だ。公明党は「中道改革勢力の軸」として、その実現をリードしていく。野党として迎えた新年、「大衆とともに」との立党精神を改めて深く胸に刻みつつ。(武)

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