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2019年12月11日

コラム「北斗七星」

友人と久しぶりに会う約束をした。しかし、人身事故で都心に向かう電車はひどく混乱。見通しが付かないので、カーシェアリングで自動車を借り出して急場をしのいだ。こんな使い方もあるなあ、と運転しながら思った◆日本での会員数は年々増加し、今年3月の調査によると160万人を超えた。2010年は1万6千人足らずだったのだから、100倍以上という急伸長ぶり(交通エコロジー・モビリティ財団調べ)を示している◆本はといえば、1990年代に、公共交通機関を補完するものとしてスイスでスタート。電車やバス路線がない地域への移動手段だ。しかも、複数の人々が自動車を、いわば“共有”することで自動車台数の増加、つまり二酸化炭素排出を抑えようとしたものだ。なにしろ自家用車の稼働率は、せいぜいが数%にしかならないのだから◆日本では、カーシェアがここ10年で急拡大する一方、自動車の新車販売台数は減り続けている。10月には、自動車メーカー最大手であるトヨタ自動車が、自らカーシェア事業に本格参入した◆この動きが象徴するのは、自動車を「所有する」時代から、リースやレンタル、あるいはシェアリングと細部は違えど、自動車を「借りて使う」時代への変化だ。その節目を感じさせる出来事だった。(繁)

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