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気候変動に立ち向かう
党のネットワークで対策推進
都内のシンポに山口代表出席
公明党の山口那津男代表は6日、都内で開かれた「気候非常事態宣言」に関するシンポジウム(エコイノベーションとエコビジネスに関する研究会主催)にパネリストとして参加し、気候変動対策について「政治家が政府や各省庁の目標をリードしていかなくてはならない」と訴えた。
山口代表は、温暖化などの影響で災害が相次いでいることに触れ、「地球環境は極めて深刻な状況に至っている」と指摘。そうした中、長崎県壱岐市などが議決した気候非常事態宣言に関して、「自治体として姿勢を明確にするのは大切だ」と述べた。
その上で、「宣言を基に具体的な政策を実行して効果を出すことが重要」と強調。「国と地方のネットワークがある公明党は共通の目標を掲げて運動として推進する実践的な行動力がある。市民を巻き込み、実質的な政策実現に向けて進めていく」と訴えた。