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若者自立 強く後押し
名古屋の援助ホーム訪問
里見氏
平井施設長(左端)から話を聞く里見氏(右端)ら=7日 名古屋市
公明党の里見隆治参院議員は7日、名古屋市にある自立援助ホーム「慈泉寮」を訪れ、家族と暮らすことが難しい青少年をサポートする取り組みへの公的支援について平井誠敏施設長と意見交換した。木藤俊郎愛知県議、小林祥子市議が同行した。
自立援助ホームは、義務教育を終えた20歳未満の青少年が共に暮らし、生活指導や就業支援を受ける施設。平井施設長は、利用者の社会的自立には、仕事や住まいの確保など手厚い支援が欠かせないことを強調。一方、人手や定員に限りがあるため入所を断ることもあると述べ、人件費や施設整備への補助、行政の担当職員配置など「公的支援をお願いしたい」と求めた。
里見氏は「自立をめざす青少年に適切な支援が行き届くよう、国と県、市で連携して支援を強化する」と述べた。