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女性目線の防災ブック
災害で困る前に十分な備え
名古屋市
「なごやBosaiブック」の配布を喜び合う長谷川市議(右)と安田さん(中)、日比野さん
名古屋市は10月から、災害への備えを女性目線でまとめた冊子「くらして、そなえて。なごやBosaiブック」を各区役所や支所、図書館などで配布している。A5判カラー刷り20ページで、市ホームページからのダウンロードもできる。
同ブックは、防災に詳しい女性有識者らの意見を参考に市防災危機管理局の女性職員が作成した。イラストを多く使い、見やすいデザイン。被災地で実際に起きた「困りごと」と、その困り事を減らす「こたえ」で構成されているのが特長。具体的には「スマートフォンの充電がなくなってつらい」「コンビニやスーパーに商品が届かなくて何もない」「避難所のトイレが汚くてガマン」などの困り事を挙げ、どう備えるべきかを示した。
答えの一つは「鞄に『入れるだけ』防災」。スマートフォンのバッテリーやマスクなど、かばんに入れておくと災害時に役立つものを掲載。自分が入れたいものを書き込む欄もあり、災害対策を自分のこととして考えられるようになっている。女性にとって必要なもののチェックリストを載せたほか、食材を多めに買っておいて使った分を補充する「ローリングストック」なども紹介している。
公明党の長谷川由美子市議は昨年11月定例会で、女性の視点を踏まえた防災ハンドブック作成を要望していた。
市内に住む安田幸子さん、日比野眞澄美さんは災害時の一番の心配事はトイレだとし、「緊急用のトイレの簡単な作り方も載っているのでありがたい」と喜んでいた。









